ゴールデンウィークも残りわずかとなりましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
日々の疲れを癒すために休日はゆっくり過ごしたい・・・
しかし、子どもに「どこか連れてって」とせがまれて、一日中歩き回って、疲れは減るどころかさらに
増え、減ったのはお金だけ・・・(泣)
そんな休日を過ごすお父さん、お母さんもいるのではないでしょうか?
さて、世の中には、子どもは楽しく、親はゆっくりリラックス出来る、誰もが一度は憧れるそんな休日を
過ごすことができるテーマパークがあります。
そう、キッザニアです。
キッザニアは、本格的な設備や道具を使って、90種類以上もの仕事やサービスを体験することで楽しみな
がら社会の仕組みを学ぶことができる「子どもが主役の街」です。
もともとキッザニアはメキシコで創業されたテーマパークで、日本には2006年10月に開業された「キッザニ
ア東京」と、2009年3月に開業された「キッザニア甲子園」の2つの施設があります。
入場すると、目の前に広がるのは現実社会の約3分の2の街並みで、その中にDNP(大日本印刷)や森永製菓、
東京ガスなどの実在する企業がスポンサーとなった60ほどのパビリオンが並び、1回20分~35分、約90種類
のさまざまな職業が体験できます。
たとえばピザをつくり終了後に食べることができるピザ職人、火災発生の知らせを受けて防火服に着替え、
消防車で現場に急行し、電気で視覚的につくった炎に包まれた建物に向けて放水して消火活動を行う消防士。
ほかにも理容師や宅配便のセールスドライバー、ファッションモデル、マンガ家などの多種多彩な職業が用意
されています。
昨年度(14年4月~15年3月)の来場者数は東京が約85万人、甲子園が約75万人となっており、開業以来の累計
来場者数は1150万人に達しています。
大人の仕事に興味や憧れを持っているこどもたちにとっては魅力的なテーマパークですよね。実際に有名企業が
スポンサーになっているあたり、より本格的な職業体験が味わえることがうかがえますね。
一見こどもたちにとっては魅力的なテーマパークですが、保護者の方々にも配慮されたサービスも整っています。
まず、大人がくつろぐための保護者ラウンジが設置されています。
キッザニア内には、保護者のための専用ラウンジも完備されていて、こどもたちが体験を楽しんでいる間、保護者
の方々はラウンジ内でテレビを見たり、読書をしたり、インターネットの無料サービスを利用するなどして、ゆっ
くりとくつろぐことができます。
また、保護者はキッザニアから一度出ることも可能です。
小学1年生以上のこどもの保護者は、キッザニアから一時退場することもできるのです。
こどもたちが体験している間、近くのショッピングモールでお買い物を楽しむなど自分の時間を過ごすことがで
きます。
まさにこどもだけでなく親も満足できるサービスでファミリー層の獲得を実現しているといえますね。
こどもにはたくさん遊んでもらい、その中で多くを学んでほしい、だけど休日はゆっくり過ごしたい、そんな悩
める保護者の皆様はぜひ一度行かれてみては。
参考
https://www.kidzania.jp/tokyo/about/